月曜日火曜日とキャンプに来られた７名の方々。

荒れた海、寒波、最後は吹雪。

そんななかでピザを焼いたり、ジャムを作ったり
鳥を丸ごと一羽、塩で包んで窯で焼いたりと、
下準備をしっかりとして来られていました。

雨や防寒対策もバッチリです。

こんな最悪の天候の中で楽しんでいるこの人たちが
すばらしいな！と眩しく感じました。

夏にもう一度、是非遊びに来て下さい～。

３月から５月にかけて、大村湾では海の透明度が増します。

桟橋から３０メートル沖、いつもは見えない海底も、はっきりと
見えるようになりました。

毎年ゴールデンウィークの頃になると、澄みきった海を見て
泳ぎたい！衝動に駆られていた子どもの頃を思い出します。

でもこの時期、水はかなり冷たいんですよね。

おそらく水温が低くプランクトンが少ないから澄んでいるのかな？
と自分で推測しています。

穏やかな天気も今日まで。明日から風が強くなり、あさってから
気温もぐっと下がります。

明日からキャンプに来られるお客様にも、今日の海を見せたかったな。

昨日、今日と、朝陽の家や夕陽の家、テントサイトや畑の周り、
そして主な歩道（道と言えるのかな？）の草を、刈ったり取ったりしていましたが
夕方になって海岸清掃にも手をつけました。

かなりの量の漂着ゴミです。

大村湾は超がつくほどの閉鎖性水域なので、このゴミは大村湾沿岸で出たものです。

直接、海に捨てられたゴミよりも、陸上で捨てられたゴミの量がはるかに多いと言われます。

雨、風によって排水溝に集められ、川に流れ込み、そして海へと流されてきます。

まとまった雨の翌日はいつも漂流しているゴミが目につきます。

大村湾の漁師さんたちは、当番を決めて交代で船を走らせながら漂流ゴミを拾い集めています。

今日小一時間ほど漂着ゴミを集めながら、
一度でも海岸清掃を経験すれば、ごみのポイ捨てなんてできないよな～
と思い、今後の活動にリンクさせたいなと考えるようになりました。

今日はジャガイモを植えました。

そして、その畑の土を２キロほど、袋づめして
島から持ち帰りました。

なぜでしょう？

実は、布の色染めに使うためでした。

一昨年、田島に来られた東京のお客様から、
田島の土を使って染めたいので、送って欲しい
と連絡を頂いたのです。

こういう時に田島を思い出していただけたことが嬉しくて、
早速今日、発送しました。

どんな色に染まるのでしょうね？

橋本久仁彦先生をお迎えし、片山健太さんにより二日間に渡って
田島で開催された円坐、無事終了しました。

円坐（えんざ）って何？

ただ、みんなで丸く座って話すだけ？　聞き合うだけ？

話すお題もない？　別に話さなくても良い？

終わった後
参加して本当に良かったと、心から感じている自分がいました。

ちょっと敵意のある言葉、怒りが感じられる言葉が発せられても
あくまでもその場の空気は穏やかで、静寂さえ漂っていそうな・・

そんな空間でした。

始終、ゆったりとした時が流れ、その中でいろんな人の話を聞き、
自分を振り返り、出てくる思いを話し、話しながら、そうだったのか
と自分に気づかされたり・・・

これほど真剣に人の話しを聞いたこと、言葉の持つ意味を確認しながら考えた
ことってあったかな？と思うほど充実した時間でした。

長崎でも毎年、定期的に開催したいと片山さんは話していましたので
みなさん是非機会がありましたらご参加ください！おすすめです。