長崎県の大村湾に浮かぶ「無人島・田島」には、約30年前まで人々が住んでいたので、昔話に出てくるような古い家や田園風景が残っています。その上、魚が手づかみできそうな海や、手つかずの森、さらに冒険にはかかせない秘密基地もあるのです。この「無人島・田島」が、きっとあなたの冒険物語の扉を開けてくれるでしょう。
2015.10.18
2015.09.06
無人島0円生活 振り返るとこれまで田島で挑戦した人はいませんでした。
そんなことして楽しめるのかな? そもそも最後までできるのかな?
かなり不安なスタートでした。持ち込んだのはお米と調味料のみ。
挑戦者は学生二人。堤さんと石井さんです。
夕方、島に到着してさっそく魚釣り。掘ったミミズをえさにして粘りますがこの日はなかなか釣れません。
結局、初日の夕食はご飯と具の無い味噌汁、焼き魚(キス3匹を二人で分ける)のみでした。
日が落ちて辺りが真っ暗になると(この日は月も出ていませんでした)かなり怖がっていた二人ですが、
この日の海ほたるは数も多く、いたる所で強い光を放っていました。
二人の驚きといったら・・・
実はこの日、私も島に泊まるつもりでしたが考えが変わりました。
この島には自分たち以外、誰もいないということを実感して欲しいと思うようになったのです。
不安げな二人でしたが、心を鬼にして島を出ました。この二人なら大丈夫!と確信がありました。
翌朝、島に行ってみると火起こしで苦戦していました。
日の出と共にまずミミズを掘り、魚を釣ってごはんの用意ができたのに、火が起こせなくて
食べられない状況でした。なんだか疲れ切っている様に見えます。
夜露で全て湿気た状態でした。
アドバイスして火がついた時の喜びようが印象的です。
火起こし出来るってすごいんだなー
2日目以降、二人の生活はがらりと変わりました。
食事は1日2食。
日の出と共に起き、暗くなると寝る。
風呂焚きなどやるべきことは明るいうちに終わらせておく。
食事も豊かなものになってきました。
畑から採れるわずかな野菜(オクラ、ミニトマト)でサラダ
拾った栗を炊きこんで栗ご飯
たくさん釣れるようになった魚は
ハーブと一緒にアルミホイルで包んで香草蒸
焼いた魚の身をほぐして炊き込みご飯
魚の頭は味噌汁の出しに。
いつの間にか包丁も使わず、
手でうろこを取り、魚をさばくようになっていました。
すっかりたくましくなった二人にとって3泊4日はあっという間でした。
今度は食べ物たくさん持って遊びに来ます!
最後にそう言って帰っていった二人。
この経験が、二人の人生をより豊かなものにしてくれることを願っています。
2015.06.23
2015.05.30
夏休み無人島子どもキャンプのお知らせ
今年の夏も無人島「田島」で夏休み子どもキャンプを開催します!
大村湾に浮かぶ無人島「田島」で他では味わえない「ワイルドな体験」はいかがですか?
参加者募集!
無人島「田島」夏休み子どもキャンプ2015
① 2015年7月21日(火)~7月23日(木)2泊3日
② 2015年8月25日(火)~8月27日(木)2泊3日
対象 小学4年生~中学生で自分の意志でキャンプに参加すると決めた者
(少し不安だけど楽しそうだな~と思った人は参加してくださいね)
募集人数 各回10名 先着順
最少催行 5名
参加費 20,000円(消費税別)
(参加費にはキャンプ期間中の食費、宿泊費、保険料等が含まれています)
集合場所 (有)大村湾開発 田島事務所 長崎県西海市西彼町亀浦郷727-2
集合時間 11時
解散時間 15時(予定)
応募方法
電話 0959-29-5005 大村湾開発田島事務所
今回のキャンプのテーマは「自由に遊ぶ!」です。キャンプスタッフはなるべく余計な口出しはせず(もちろん、安全第一です。ダメなものはダメな場合があります。例えばライフジャケットを着けずに海で泳ぐなど)参加する子ども達が自分で考え、自分で行動出来るように寄り添いたいと思っています。特に決まった活動プログラムはなく、参加者みんなでキャンプを作っていきます。薪割り、火のおこし方、釜戸でのご飯の炊き方など生活に必要な事は伝授します。釣った魚は当然、自分で調理して全て食べます!キスが美味しい季節です!無人島「田島」でこの夏、おもいっきり自由に遊びましょう!
※食物アレルギーをお持ちの子どもにも対応いたします。なるべく全員が同じメニューになるよう心がけます。アレルギー等をお持ちの方は事前にご相談ください。